文学フリマ東京32

 2021年5月16日に開催されることになりました文学フリマ東京に出店します。
 サークル名は「地下石版」、ブースは【カ‐21】です。

bunfree.net


 で、新刊も出します。
『何かが俺を呼んでいる/電気椅子奇譚/猫の墓場』というクトゥルー神話関連の怪奇ハードボイルド三作入りです。
 簡単に内容の紹介をしますと――
「何かが俺を呼んでいる」は、殺し屋が宗教団体の教祖を撃ちに行く話。
電気椅子奇譚」は、電子機器メーカーから盗まれた重要書類の奪還を依頼される私立探偵もの。
「猫の墓場」は、抗争のまきぞえで死んだ子猫のために復讐することになる殺し屋の話。
 と、なっています。
 定価800円。

 さらに既刊では――
『真夜中のアウトサイダー/ガロス=レー』『水晶の中の銀河/月の庭園』『暗殺のポルノ』があります。

「真夜中のアウトサイダー」は、私立探偵もので、オペラ「赤き死の仮面」を制作中の作曲家から失踪したジャズミュージシャンの捜索を依頼される。
「ガロス=レー」は、オカルト雑誌の編集者とラノベ小説家のコンビが、謎の言葉《ガロス=レー》の正体に迫る話。

「水晶の中の銀河」と「月の庭園」は、《髑髏水晶の魔女》と呼ばれる占い師がクトゥルー神話的謀略に立ち向かうシリーズものです。

『暗殺のポルノ』は、小説ではなくて映画研究本。『荒野のダッチワイフ』などの殺し屋映画で知られる大和屋竺についてです。


 緊急事態宣言はまだ続いていますが、イベントに関する制限が変更され開催可能になった模様です。
 皆さんのご来場お待ちしております。