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ノンマルトの使者(クトゥルー神話風改変)

以下の脚本モドキは、『ウルトラセブン』第42話「ノンマルトの使者」(脚本:金城哲夫 監督:満田かずほ)をベースに、『ウルトラマン』第20話「恐怖のルート87」(脚本:金城哲夫 監督:樋口祐三)の要素を加えてクトゥルー神話風に改変したものです。 ■火…

『ウルトラマン』の中のクトゥルー神話

『ウルトラマン』の中のクトゥルー神話というと『ウルトラマンティガ』にガタノゾーアという怪獣が登場した話があるが、それはさておき、ここでは(初代の)『ウルトラマン』と『ウルトラセブン』のあるエピソードについて書く。 『ウルトラマン』第20話「恐…

巨大ロボvsクトゥルー

しかしやはり『デモンベイン』が気になる。 そこで、“巨大ロボvsクトゥルー”というイメージについて考える。 巨大ロボ――アニメに出てくる人が内部に乗る人型メカなどは“メタルスーツ”(上野俊哉)と呼ばれたりもする。 では、クトゥルー神話に登場したメタル…

フィリップ・マーロウ・ミーツ・クトゥルー

フィリップ・マーロウ・ミーツ・クトゥルーすなわち、私立探偵がクトゥルーと出会う。 これが自分が見たい作品のイメージという気がする。 「私立探偵」「クトゥルー」はそのものでなくても、それらしいものならいいことにして思いつく作品を並べてみよう。 …

レイモンド・チャンドラーによる「黄衣の王」

『トゥルー・ディテクティブ』以前に海外テレビドラマで“黄衣の王”に言及した作品が、『私立探偵フィリップ・マーロウ』の中の一話「黄色いキング」というエピソード。原題は"The King in Yellow"なので、まんま「黄衣の王」である。 と言っても、キング・レ…

『トゥルー・ディテクティブ』はクトゥルー神話か?

[!ネタバレしています。] テレビドラマ『トゥルー・ディテクティブ』は、ハードな作風の刑事ものでありながら、作中で“カルコサ”や“黄衣の王(イエロー・キング)”に言及され話題になった。 しかし、これはクトゥルー神話なのか? とにかく、関連用語が出…

ラヴクラフト以後のクトゥルー神話

[ネタバレ注意! オーガスト・ダーレス『永劫の探求』、コリン・ウィルソン『賢者の石』、ロバート・ブロック『アーカム計画』の内容に触れています。] ラヴクラフトの残した作品は、短編か長くても中編程度である。彼の死後、クトゥルー神話は次第に長編…

クトゥルー神話の定義

「クトゥルー神話の定義」は何か。 まず、ラヴクラフトの存命期とその死後では事情が違うので、分けて考える。 ラブクラフトが現役だった時期を《生成期》、死後を《発展期》と呼ぶことにする。 《生成期》には、まだクトゥルー神話という枠組みは意識されて…

クトゥルー神話の分類

ラヴクラフトの作品というのは、いくつかの単純な型があって、その型がくりかえし使われながら、より複雑な作品へと発展していっている。 その型(形式)がシンプルに現れている短めの作品を挙げると、以下の五作となる。 「ダゴン」「神殿」「魔宴」「ピッ…

掌編「黄色い部屋」

「――さんですね」 喫茶店でコーヒーを待っていると、見知らぬ男が勝手に向かいの席について私の名を呼んだ。 痩せた小柄な男で、大きなシルクハットをかぶり、派手なスーツを着ていた。まるで『不思議な国』のきちがい帽子屋だ。 「あんたゲームデザイナーな…

カリオストロの魔道書

コリン・ウィルソンは『魔道書ネクロノミコン』に寄せた「序文」の中で、『ネクロノミコン』はカリオストロが所有していて、それがエジプト・フリー・メイスンの一員だったウィンフィールド・ラヴクラフト(HPLの父)の手に渡ったのではないか、という説を書…